森下淳平厩舎は、人も馬も含めたチーム全員で世界を目指します。

馬と、馬に関わる
すべての人の幸せを目指す

当厩舎には、以下のような特徴があります。

- チームで協力して馬作りを行うスタイル
- スキルアップのための各種研修
- 若い世代を中心とした活発なコミュニケーション
- 仲が良く、かつ切磋琢磨を惜しまない環境
- 経験・技術を問わず、フォローしあえる人間関係

私は調教師として、馬やオーナー、その馬に関わってきた人、現在関わっているスタッフたち、全員が共に喜べるような仕事をしたいと考えています。
馬は、ちゃんと人のことを見ています。
そして、人のために命懸けでがんばってくれています。
だからこそ、いい状態でレースに臨み、力を出し切らせてあげたい。
それが結果的に、馬やオーナー、厩務員、馬に関わる人みんなの人の幸せに繋がるのではないかと思います。
厩舎を開業する当初から、私はこうした思いで、チーム体制での馬作りに取り組んできました。
この仕事は、自分本位では結果がついてきません。むしろ自己を遠ざけるほど、馬からの情報を素直に受けとることができるようになります。チーム体制でコミュニケーションを活発に取っていると、馬をよく見るようになります。
誰かに情報を共有するには、自分がまず観察して、それが意味することを咀嚼する必要があるからです。

また、単純に馬を見る目が増えることで、より多くの情報を蓄積・共有できるようになります。
森下厩舎はスタッフの仲が良い、と自負していますが、背景にはより良い馬作りを追求するという、確固とした目的があります。
そしてそうした思い、文化は、ベテラン厩務員を中心に若い世代にも根付きつつあります。
馬とのコミュニケーションを大切にしながら、より良い馬作り、良い仕事をするにはどうしたらよいのか。
自分たちで課題を発見し、解決のために努力し、チームでがんばっている姿を見るのは、とても誇らしいです。
与えた課題を解決してくれたとき、一度失敗しても、その結果をきちんと受け止め、諦めずに向き合って成長してくれたときなどは、いつも嬉しく、ありがたく思います。

当厩舎には、本当に馬が好きで、やる気があり、他者への思いやりを持ったスタッフが揃っています。
たとえ先輩であっても、わからないこと、学びたいことがあれば、積極的に後輩から学びます。
逆に誰かが迷ったり、困ったりしていることがあれば、サポートをしようと前のめりに動きます。
また私は、開業当初から、海外に通用する馬作りを目指して、あらゆることをプランニングしてきました。
これからもその目標から目を逸さずに努力していく所存です。
馬が大好きな気持ちと、やる気と素直さと思いやりがあれば、ほかのものは後からついてきます。
少なくとも、そういう環境を目指してここまでやってきたつもりです。
一緒に大井競馬から中央競馬、ひいては海外に通用する馬作りを目指しましょう。

調教師森下淳平