森下淳平厩舎では、馬との関係性を重視した教育制度を採用しています。
GROWTH教育制度
SEMINAR
ナチュラルホースマンシップ講習
ナチュラルホースマンシップ講習は、馬との接し方を学ぶための講習です。
ホースマンシップという概念は、まだ日本では知名度が高くありません。
ただ森下厩舎では人と馬との関係構築を大切に考えており、講師に持田裕之氏招き、開業当初からスタッフの教育制度に採り入れて、馬の気持ちに寄り添えるホースマンの育成に取り組んできました。
本講習では、文字通り馬と人とが自然にコミュニケーションを取るために心掛けるべきことは何なのか。馬の基本性質を踏まえた体系立ったアプローチで、リーダーシップの取り方や、信頼関係の築き方、引き馬のコツ等を身につけることができます。
LESSON
乗馬クラブでの騎乗レッスン
当厩舎では、厩務員は騎乗チームとグラウンドチームに分かれて作業を行っています。騎乗技術の上達には、日々の上達が不可欠です。
そのため騎乗者は通年、千葉にあるステーブルクリアラウンドにて乗馬のレッスンを受けられる体制をとっています。
PILATES
ピラティス
こちらも、主に騎乗者を対象としたレッスンです。
西洋のヨガとも表現されるピラティスでは、騎乗に必要な体幹、インナーマッスルを効果的に鍛えることができます。
また、人間の体幹作りは、馬にも応用できるものです。身をもって体幹を鍛えるイメージを掴むことで、より精度の高い馬作りができるようになります。
トレーニングと、そうした馬の体幹作りの勉強も兼ねて、定期的に講師を招いてピラティスレッスンを実施しています。
人材教育で重視している
ポイント
森下淳平厩舎では、スタッフが本気で馬作りに向き合い、挑戦できる環境を作る、ということを大切にしています。
ある課題を解決しようと考えたとき、誰かから解決方法を教えてもらった方が、短期的には効果が出ます。
しかし、それはただノウハウを知っただけで、当人が根本的な成長を遂げたわけではありません。本当の意味で成長するためには、自ら考えて行動する必要があります。
だからこそ当厩舎では、挑戦し、失敗から学び、成功へと繋げる姿勢を持たせること。問題を自分で解決する力を培わせることを重視しています。
またそのモチベーションとして「オーナーや馬、仲間を含めた関わる人たち全員に喜んでもらう仕事をする」という気持ちを持ってもらえるよう、教育体制はもちろん、厩舎全体の雰囲気作りに尽力しています。